韓国経済を支える製造業の去年の出荷額と付加価値が、1997年の通貨危機以降初めて減少したことがわかりました。
統計庁が27日にまとめたところによりますと、去年の鉱業と製造業の出荷額は1495兆4220億ウォンで、おととしに比べて1%減少し、付加価値は481兆7140億ウォンで0.2%減少しました。
出荷額の減少幅は、鉄鋼が8.2%、石油精製が7.3%、電気機器が2.9%で、付加価値は、石油精製が11.7%、鉄鋼が9.8%、造船が3.8%減少しました。
統計庁は「国際原油価格の下落に伴う石油精製の不振、国内外の供給過剰、中国の低価格攻勢による鉄鋼価格の下落などが影響した」と説明しています。