50代の賃金労働者の数が去年、初めて20代を上回ったことがわかりました。統計庁が27日に発表した「賃金労働雇用行政統計」によりますと、去年の賃金労働の雇用は合わせて1649万6000人で、おととしに比べて3.7%増えました。
賃金労働の雇用を年代別にみますと、30代が473万8000人で最も多く、次いで40代が441万2000人、50代が302万7000人、20代が300万1000人でした。
50代の雇用が20代を上回ったのは2011年に統計を取り始めて以来初めてです。
性別では、男性が1019万5000人、女性が630万2000人でした。
また去年増えた雇用58万3000人の中では女性が31万人で、男性の27万3000人を上回りました。