日本に輸出される食品について、日本の基準と試験法に合わせた検査を韓国国内で受ければ、日本国内での検査を受けなくても通関できる制度が手直しされ、今後、利用が増える見通しです。
「日本向け輸出食品の事前検査制度」は、日本に輸出する食品について、厚生労働省が認めた韓国の検査機関による試験成績証明書を取得すれば、日本国内で別途検査を受けなくても通関できるようにする制度ですが、これまでは、通関地域ごとに試験法や基準が異なっていて、輸出業者の使い勝手が悪いことが課題となっていました。
そのため、食品医薬品安全処は、日本政府と協議し、発行の手続きや様式を標準化し、企業と検査機関がより便利に利用できるよう制度を見直したものです。
これにより、日本向けに輸出される食品の日本国内での通関がより迅速になり、韓国の検査機関の利用が活発になるものと期待されています。