ソウル市は、バス料金と地下鉄料金を、来年初めにも最大で28%引き上げることを検討しています。
ソウル市の関係者によりますと、バスと地下鉄の赤字が数千億ウォンに上っており、料金を250〜300ウォン程度、およそ23〜28%引き上げる方向だということです。
ソウル市は、 値上げに伴う市民負担を減らすため、事前に割引された値段で定期券を購入すると、決められた期間の間、バスや地下鉄を制限なく利用できる制度や、早朝の時間帯に料金を割引する「アーリーバード割引制度」を導入することを検討しています。
ソウル市の関係者は、「値上げ案を市議会に提出し、議決を経なければならず、また、仁川(インチョン)市や京畿道(キョンギド)と値上げの幅や時期について、さらに協議する必要がある」と説明しています。