韓国の水産会社が所有する遠洋トロール船が1日にロシア沖の西ベーリング海で沈没した事故で、3日に11人の死亡がさらに確認され、死亡者は12人となりました。
この事故では、乗組員60人のうちこれまで7人が救助されていますが、依然として41人が行方不明となっています。
一方、この日は水産会社の会長が韓国釜山で開かれた対策会議に出席し、事故収拾のために最善を尽くし、すべての責任を取ると語りました。
韓国外交部によりますと、現場付近ではアメリカ沿岸警備隊所属の飛行艇と近くを航行中だった船舶など5隻が救助及び捜索活動に加わっていて、4日にはアメリカ沿岸警備隊所属の救助船も現場に到着するということです。
この船はスケトウダラ漁の操業をしていて沈没しましたが、韓国人11人、インドネシア人35人、フィリピン人13人、ロシアの操業監督官1人が乗っていました。