韓国統計庁が3日、発表した統計によりますと、去年生まれた子どもの期待寿命は81.9歳で、前の年と比べて0.5歳、2003年に比べると4.5歳も長くなりました。
男女別の期待寿命は、男性が78.5歳、女性が85.1歳で、前の年と比べて男性は0.6歳、女性は0.4歳延びました。
10年前の2003年と比べると、男性は4.7歳、女性は4.2歳延びたことになります。
去年生まれた男女間の期待寿命の差は6.5年で、統計を取り始めた1970年以来最も小さくなりました。
男女の期待寿命の差は、1985年の8.4年をピークに縮小傾向にあります。
統計庁の人口動向課長は、「男性が健康管理に前向きになったことで、男女差が次第に縮まってきている」と説明しています。
韓国人の期待寿命をOECD=経済協力開発機構加盟国の平均と比べますと、男性(78.5歳)は1年、女性(85.1歳)は2.2年長くなっています。