公共部門の腐敗の度合いを示す腐敗認識指数(CPI)の国際的な調査で、韓国はことし43位になりました。
国際透明性機構が３日、発表したところによりますと、ことしの調査で、韓国は１０0点満点の５5点を取り、調査対象国１75カ国のうち上位から43位でした。
OECD＝経済協力開発機構加盟34カ国のなかでは去年と同じく27位でした。
腐敗認識指数は、公共部門の腐敗の度合いに対する認識を点数で換算したもので、腐敗がひどくなるほど点数は低くなります。
韓国は、2008年40位、2009年39位、2010年39位、2011年43位、2012年45位、2013年46位と全般的に停滞または下落傾向をみせています。
ことしの調査で1位になったのはデンマーク(92点)で、次いでニュージーランド(91点)、フィンランド(89点)、スウェーデン(87点)などの順でした。
アジアではシンガポール(84点)が７位と最も高く、次いで日本(76点)が15位、香港(74点)が17位でした。
最下位は北韓(8点)とソマリア(8点)でした。