高病原性の鳥インフルエンザが今年に入って季節を問わず発生しているなか、これまでに殺処分されたアヒルとニワトリは1500万羽に迫っています。
農林畜産食品部が5日にまとめたところによりますと、今年1月から先月末までに高病原性の鳥インフルエンザへの感染などを理由に殺処分されたアヒルとニワトリは1446万羽で、年間の数としてはこれまでで最も多くなっているということです。
また、今年の夏、韓国南東部の慶尚道（キョンサンド）地域の養豚農家で発生した豚の口蹄疫が、おととい、中部の忠清北道（チュンチョンブクド）鎮川（チンチョン）でも発生が確認されるなど、動物の疾病が拡散する兆しを見せていることを受けて、農林畜産食品部は、来年5月までを特別防疫対策期間に定め、防疫を強化しています。
農林畜産食品部は、動物の疾病への対応では、納屋での伝染を防ぐことが最も重要なため、防疫に努めるよう各農家に呼びかけています。