イギリスの首都ロンドンに韓国戦争参戦記念碑が建てられ、現地時間の3日、竣工式が行われました。
記念碑は、ロンドンのイギリス国防省の裏庭に建てられ、高さ5.8メートルの台形の塔で、頭を下げて戦友の犠牲を追悼する軍人の姿が刻まれています。
3日に行われた竣工式には、両国政府の高官やイギリス軍の参戦勇士など500人余りが参加し、朴槿恵（パク・クネ）大統領は、建立を祝うメッセージのなかで、「参戦記念碑の建立を機に両国関係がさらに発展することを期待する」と語りました。
イギリスは、韓国戦争当時、アメリカの次に多い5万6000人あまりの兵士を派遣し、このうち1000人以上が戦死しています。
韓国戦争当時、韓国を支援するため、16か国から200万人余りの兵士が派遣されていて、ロンドンの記念碑の建立は、16か国のうち最後となっています。