海外に留学する韓国人留学生の数が、3年連続で減っていることがわかりました。
教育部によりますと、2014年度の韓国人留学生の数は、去年に比べて3.3%減少して21万9543人でした。
海外に留学する韓国人留学生の数は、2011年の26万2465人をピークに徐々に減っており、なかでもニュージーランドとイギリスへの韓国人留学生の数は、2011年に比べていずれも6割以上減っています。
留学先を国別に見ますと、アメリカが7万627人でもっとも多く、続いて中国が6万3465人、日本が1万7283人などの順でした。
これについて教育部は、「最近では、新卒者の採用で海外大学の卒業者よりも国内の大学卒業者を好む企業が増えているため、海外に留学する人が減っているものとみられる」と説明しています。