金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の死去から、今月17日で3年となりますが、去年は1か月間も続いていた追悼行事が、ことしは1日だけになるもようです。
アメリカの自由アジア放送が8日、北韓の消息筋の話として伝えたところによりますと、金正恩(キム・ジョンウン)第一書記は、寒さのなか苦労する北韓住民に配慮して、金正日国防委員長の追悼行事を1日だけ行うことにしたということです。
追悼式は、17日午前11時から1時間にわたって平壌(ピョンヤン)で行なわれ、全国に生中継される予定だということです。
北韓は去年の2周忌の追悼行事には、12月の1か月間を追悼期間とし、北韓住民の飲酒をはじめ、結婚式などの祝い事も禁じていました。
また去年は、海外からの訪問客も受け入れていましたが、ことしはエボラ出血熱の流入を防ぐために許可しないものとみられます。