韓国戦争拉致被害者真相究明委員会は8日の会議で、さらに260人を拉致被害者に認定しました。
統一部の関係者によりますと、今回の会議では事実調査小委員会の調査を経た283人について審議し、このうち260人を新たに拉致被害者に認定したということです。
この中には、独立運動家や当時のソウル地方検察庁検事なども含まれています。
韓国戦争拉致被害者真相究明委員会は、韓国戦争中に北韓に拉致されて行方が分からなくなった人について調査を進めるために2010年12月に発足し、これまで3635人が拉致被害者に認定されました。
韓国戦争拉致被害者真相究明委員会は今年9月に活動期間を1年延長していて、来年12月までさらに調査を続けることになっています。