メニューへ 本文へ
Go Top

韓半島

北韓の軍事訓練が活発化 特殊部隊は例年の20倍の規模

Write: 2014-12-11 10:49:37Update: 2014-12-11 10:49:37

北韓の軍事訓練が活発化 特殊部隊は例年の20倍の規模

北韓軍がこのところ、かつてないほどの規模で、冬季訓練を行っています。
韓国軍関係者は10日、最近の北韓軍の動向について、特殊部隊の冬季訓練に例年の20倍の人数が参加するなど、異例の規模で訓練を強化していると述べました。
関係者によりますと、今年の冬季訓練は例年より1か月前倒しして11月初めに始まり、通常、最初は小規模で徐々に拡大していますが、今年は最初から大々的に実施しているということです。
11月中旬からは2週間にわたって、最高時速250キロで、300メートル以下の低高度の飛行が可能なANー2機を利用した特殊部隊の降下訓練を行い、過去最大規模の延べ1万~1万5000人が参加しているということです。
また、12月からは砲兵部隊の訓練も、例年の2倍の規模で行っているということです。
さらに、北韓は最近、首都圏を攻撃するための放射砲400門を休戦ライン付近に追加で配置したものとみられています。
北韓軍は南北分断から70年となる2015年を「統一大戦」の年と定めていて、抜き打ちで部隊を非常招集し、訓練の実績が悪い部隊の指揮官を解任したり、部隊を解体したりしているとされています。
これと関連し、韓国軍の消息筋は、「韓米が協力し、北韓軍の動向を24時間綿密に監視しているが、戦争が切迫したとみられる兆候はない」としています。
韓国軍は、全軍主要指揮官会議を開き、北韓軍の動きを分析し、態勢を点検するなど、鋭意注視しています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >