先月以降、17の民間機関が示した来年の経済成長率の見通しは平均で3.7%であることが12日わかりました。
これは、企画財政部が示した4%や、韓国銀行が示した3.9%より低く、IMF=国際通貨基金の予測値4%やOECD=経済協力開発機構の予測値3.8%に比べても低くなっています。
政府系シンクタンクである韓国開発研究院も10日、来年の経済成長率の見通しを3.5%とし、5月の予測値の3.8%から0.3ポイント下方修正しています。
また、海外の31の機関による予測値は、平均3.6%で、韓国の民間機関の平均に比べてさらに0.1ポイント低くなっています。
現在、韓国の潜在成長率は4%とされ、民間機関の予想どおり来年の経済成長率が3%台半ばから後半に留まれば、2011年以来、5年連続で潜在成長率を下回ることになります。