IOC=国際オリンピック委員会が、コスト削減などを理由にオリンピックの一部競技を開催都市以外で行う改革案を承認したことについて、在日本朝鮮人総聯合会の機関紙「朝鮮新報」は、12日、地理的にも近く、世界レベルの設備が整っている馬息嶺(マシンリョン)スキー場を利用するよう提案しました。
朝鮮新報は、「オリンピック共同主催」という12日付けの記事で、南北が共同開催することで費用を節減できるうえ、民族の和解と共同繁栄、地域の平和にも大きく寄与するとして、「天が与えた機会のようだ」と主張しています。
馬息嶺スキー場は、平昌からも近い東部の元山(ウォンサン)郊外に位置し、ヨーロッパ製の高価な設備が設置されているということです。