エボラ出血熱の感染拡大を阻止するため、韓国が西アフリカのシエラレオネに派遣する緊急救護隊の第1陣が13日、イギリスに向けてソウルを出発しました。
緊急救護隊第1陣は、医師4人と看護士6人の合わせて10人で、19日までイギリスでエボラ出血熱に関連した事前教育を受けたあと、21日にシエラレオネに到着し、29日から来月24日までのおよそ一か月間、イギリスがシエラレオネに設置した治療所で診療を行うことになっています。
そして、26日の帰国後は、韓国国内の隔離施設で3週間、滞在するということです。
政府は、救護隊の円滑な活動を支援するため、外交部や保健福祉部などの職員3人を現地の国連事務所に派遣するほか、第2陣として来年1月10日、第3陣として2月7日にそれぞれ10人ずつ、合わせて30人の救護隊を現地に派遣する計画です。