政府が妊婦に対する支援を進めているにも関わらず、体重が2.5キログラム未満の未熟児の出産が増えていることがわかりました。
韓国保健社会研究院によりますと、出生時の体重が2.5キログラム未満の未熟児の出生率は、2003年は4.0%でしたが、去年は5.5%に上昇しました。
また、妊娠から37週が過ぎる前に生まれた赤ちゃんは、2003年は100人当たり4.5人でしたが、去年は100人当たり6.5人に増加しました。
これについて韓国保険社会研究院は、「結婚する年齢が高くなったのに伴い、出産する年齢も高くなったため、未熟児の出生が増えているとみられる。現在は、妊娠から29週以後の妊婦を中心に検査費用の一部を政府が支援しているが、未熟児の出産を防ぐためには、妊娠から14週以前の妊婦への支援をさらに強化する必要がある」と指摘しています。