北韓では、若い世代がファッションや美容整形に関心を持ち、アルバイトのような臨時職労働で金を稼ぐなど、前の世代とは明確に異なる生活をしていることがわかりました。
ソウルの北韓大学院大学の教授が脱北者を対象にアンケート調査を行なって15日、結果を発表したところによりますと、北韓の若い世代は、流行に乗るために携帯電話を持ち、ファッションや美容整形などに関心を持つなど、前の世代とは明確に異なる考え方や行動をしているということです。
また北韓の若い世代は、市場に大きく頼っているということです。
慶南(キョンナム)大学の教授は、北韓の労働市場でもアルバイトのような臨時職の労働者が増えていて、自分で金を稼ぐことに誇りを持つ世代が経済主体として浮上しているとして、北韓の市場の構図が大きく変わっていると話しています。