売上額20位以内の財閥グループのうち19の財閥グループは、財閥オーナーの3世が経営に直接加わっていることが分かりました。
財界の関係者が16日に明らかにしたところによりますと、売上額20位以内の財閥グループのオーナーの3世は合わせて44人で、このうち34人がグループの核心企業や系列企業の経営に直接加わっているということです。
経営に加わっていない10人は主婦や学生で、事実上3世の全員が経営に加わっていることになります。
3世の経営参加については、オーナーの特権で能力と関係なく高速昇進し、経営に参加するのは問題があるとの指摘も出ています。
市民団体の経済改革連帯の関係者は、オーナーの3世だからといって無条件経営に加わるのではなく、その経営能力をより客観的に検証する社会的なシステムが必要だとしています。