故金正日国防委員長の3周忌を迎えた17日、北韓では各種のメディアが特別番組を放映し、追悼雰囲気が高まっています。
朝鮮中央テレビと朝鮮中央放送は17日0時を期して、故金正日国防委員長が死亡したときにニュースを伝えたアナウンサーが、金正日国防委員長のおかげで北韓が衛星打ち上げ国、核保有国になったとする追悼の詩を朗読し、故金正日国防委員長の功績を称えました。
また、労働新聞は、金正日国防委員長による偉大なる先軍時代の基礎の上に偉大なる金正恩第1書記の時代が始まったとする特集記事を掲載し、金正恩第1書記こそ3代に渡って受け継がれた朝鮮民族の将軍であり、英雄だと主張しました。
17日には平壌で大規模な中央追悼大会が開かれ、朝鮮中央テレビなどが大会を生中継し、故金正日国防委員長の功績を称えるとともに、金正恩第1書記の3代世襲を正当化するものとみられます。