今年1月から10月まで、上場企業が外国人株主に支給した配当金は137億7000万ドルで、これまでで最も多くなっています。
韓国銀行が18日にまとめたところによりますと、今年1月から10月まで、上場企業が外国人株主に支給した配当金は137億7000万ドルで、ウォンにして14兆ウォンを超え、統計を取り始めた1980年以来、最も多くなっています。
年末に配当を支給する会社が多いことから、今年1年間の外国人株主への配当金は、およそ160億ドルとなり、これまでで最も多かった2010年の155億ドルを上回るものとみられています。
これは、外国人の韓国株保有率が高くなっていることや、韓国企業が配当を増やしていることが背景にあるものとみられています。
一方、韓国企業の海外への直接投資が増え、韓国人が外国企業から支給された配当金も今年、過去最大となる見通しです。