国際原油価格の下落に伴って、都市ガス料金が来年1月から引き下げられる見通しです。
政府が18日に明らかにしたところによりますと、企画財政部と産業通商資源部は、年末に都市ガスの原料費の調整に関する協議を行い、ここで料金の引き下げが決まれば、韓国ガス公社が来年1月1日から実行するということです。
都市ガスは、原料費が下がると自動的に料金が下がる仕組みになっていて、最近、国際原油価格が大幅に下落していることから、値下げの可能性は非常に高いものとみられています。
また、朴大統領は15日に開かれた青瓦台首席秘書官会議で、国際原油価格の下落を電気やガスなどの公共料金にも反映させるよう指示しています。
政府は、電気料金の見直しについても検討中ですが、電力の生産において石油の占める割合が低いことや、料金の引き下げによって需要が急激に増えると電力難につながりかねないことなどから、実現は難しいものとみられています。