崔炅煥(チェ・ ギョンファン)経済副総理兼企画財政部長官は22日、公共・金融・労働・教育など、多様な部門の構造改革を通じて経済の体質を改善していく必要があると述べました。
崔炅煥副総理はこの日、国会で開かれた政府・与党協議会に出席し、公共部門がまず改革を主導し、金融分野の活気を高め、労働市場の二極化を解消する方向で改革を進めていく必要があると強調しました。
また、構造改革の必要性には誰もが共感しているが、構造改革は誰かの既得権の譲歩につながることから、構造改革が進んでいないとしたうえで、これ以上改革を遅らせればさらなる成長は見込めなくなる可能性もあると指摘しました。
崔炅煥副総理は、政府としては、家計負債の増加や海外への資金の急速な流出などのリスクに備えるための対策に力を入れる一方で、各部門の構造改革を誘導し、研究開発費や大規模投資に対する支援を通じて、成長の動力を確保していきたいとしました。