韓国では子どもたちの5人に1人が、学校から帰宅したあと週に3日以上、1人で留守番していることがわかりました。
福祉部は、去年11月から12月にかけて全国4700世帯を対象に児童や生徒の帰宅後の実態調査をし、これを韓国保健社会研究院が分析して22日、結果を発表しました。
それによりますと、6歳から17歳の子どもたちが学校から帰宅したあと、家に1人きりでいる頻度は、「ほとんど毎日」と答えた人が10.5%、「週に3、4日ほど」と答えた人が10.1%と、合わせて20.6%で、5人に1人の子どもは週に3日以上、家に1人きりでいることがわかりました。また「週に1、2日ほど」と答えた家庭も、24.9%ありました。
また所得が低いほど、子どもが家に1人きりでいる割合が高くなっていて、1日4時間以上1人きりでいると答えた人は、中間所得層は4.1%だったのに対して、低所得層は37.1%と格差が大きくなっていました。
韓国保健社会研究院は、低所得層を対象に放課後のケアサービスを提供する必要があるとしています。