原子力発電所の内部文書がインターネット上に流出した事件で、捜査当局は犯行に中国の特定と市のIPアドレスが集中的に使われていたことを確認しました。
検察と政府の合同捜査団は23日、資料を分析した結果、中国のIPアドレスが集中的に使われていたことを確認し、中国の捜査当局とこのIPアドレスの使用者を突き止めていきたいとしました。
ただ、犯人は複数のIPアドレスを使用していて、中国から原子力発電所の内部電算網に侵入したと断定することはできず、韓国または第三国から侵入した可能性も排除できないとしています。
こうした中で韓国の原子力発電所の内部文書が23日にもインターネット上に流出しました。
内部文書の流出は15日から始まり、今回が5回目です。
犯人はクリスマスの25日まで原発の稼動を中止しなければ、さらに重要な資料を公開するとしていて、韓国水力原子力は24日から24時間非常体制に入り、警戒を強めています。