韓国海洋水産部は、25日、独島(日本で言う竹島)の玄関口である鬱陵(ウルルン)島の周辺海域40平方キロメートルについて、東海岸では初めて海洋保護区域に指定する方針を明らかにしました。
その理由について、海洋水産部は、海洋生態系調査を実施した結果、海底の景観が優れているうえ、1200種あまりの保護対象海洋生物が存在することから保護区域としての価値が高いとしています。
このため海洋水産部では鬱陵島周辺海域の生物生息地と生物資源について、モニタリングを継続するとともに、主要海洋生物種と漁業資源の生息地を保存するための管理計画を設けることにしています。
これで韓国が指定した海洋保護区域は合わせて22か所となり、延べ面積は472平方キロメートルに及んでいます。