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韓半島

映画「ザ・インタビュー」 北韓は搬入阻止に全力

Write: 2014-12-26 10:43:27Update: 2014-12-26 10:54:04

映画「ザ・インタビュー」 北韓は搬入阻止に全力

アメリカの映画会社が、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の暗殺を題材とするコメディー映画「ザ・インタビュー」のネット配信を始めたことを受けて、北韓は、映画が国内に入ってこないよう、国境地域での取り締まりを強化するなどの対応に乗り出したもようです。
韓国の北韓向け短波ラジオ「自由北韓放送」が25日、北韓の消息筋の話として伝えたところによりますと、北韓の国家安全保衛部と人民保安部は25日緊急会議を開き、どんなことがあっても、映画が国内に入ってくることがないよう取締りを徹底させる指示を出したということです。
これを受けて、26日から、二つの部の職員からなる「検閲団」が市場や国境地域で大々的な取り締まりを行なうことにしているということです。
この消息筋によりますと、北韓の住民の間では、「映画を観るために、最も人気のある韓国ドラマの10倍の値段に相当する5万5000ウォンでも払う用意がある」という人も多いほど、映画への関心が高いということです。
「ザ・インタビュー」は、アメリカの司会者らが金正恩(キム・ジョンウン)第一書記の独占インタビューをすることになり、CIAから暗殺計画を持ちかけられるという内容のコメディー映画で、アメリカ政府が北韓によるものと断定したサイバー攻撃や脅迫を受け、映画会社側はいったん公開中止を決定しましたが、オバマ大統領からの批判などを受けて、一部の映画館で公開するとともにネット配信を始めています。

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