韓国の今年の交通事故による死亡者の数が今月24日現在、4600人あまりで、この37年間で初めて5000人を下回る見通しです。
警察庁が27日発表したところによりますと、今年1月1日から今月24日まで、交通事故で亡くなった人の数は去年より6.6%減少し、4647人でした。
交通事故による死亡者数は、1977年に4097人を記録してから去年まで5000人以上でしたが、今年は年間4800人前後になるものとみられ、37年ぶりに5000人を下回る見通しです。
ことし交通事故による死亡者のうち、飲酒運転は去年より20%あまり減って491人、スピード違反は72%減って40人でした。
また13歳未満の子どもも去年より35%減って53人でした。
韓国の交通事故による死亡率は、2011年現在、OECD=経済協力開発機構の加盟国で、2番目に高いとされています。