主要20か国など世界の主な株式市場のなかで、韓国のことしに入ってからの株価の動きが、ロシアに次いで2番目に低調だったことがわかりました。
韓国取引所とアメリカの経済通信社の「ブルームバーグ」によりますと、韓国の総合株価指数はことしに入ってから今月26日まで、3.14%下落しました。
これは、深刻な経済危機に陥っているロシアに次いで2番目に大きい下落幅です。ロシア株式市場の総合株価指数は、アメリカなどからの経済制裁や原油価格の下落によって、同じ期間に、42.57%も下落しました。
韓国の総合株価指数の下落は、成長率が伸び悩んでいるなか、造船、石油、化学など主な業種で、中国の追い上げが激しくなっているうえ、国際原油価格が下落したためとみられます。