口蹄疫と鳥インフルエンザの拡大を防ぐために、農林畜産食品部が緊急防疫対策に乗り出します。
農林畜産食品部は、今月31日と来月1日の2日間、家畜の移動を制限したうえで、全国一斉の消毒作業を行ないます。
これは29日、京畿道(キョンギド)利川(イチョン)の養豚農家の豚から口蹄疫が確認されたことを受けて行なわれるもので、首都圏で口蹄疫が発生したのは、4年ぶりとなります。
これに先立ち28日には、京畿道城南(ソンナム)の「牡丹(モラン)市場」で売られていた鶏から高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認されました。
農林畜産食品部は、口蹄疫や鳥インフルエンザのさらなる拡大を防ぐため、家畜の移動制限措置を強化するほか、ワクチンの摂取を徹底させるなど防疫対策に全力を傾ける方針です。