大学教授らが選ぶ新年の四字熟語に、「正本清源」が選ばれました。
教授新聞が全国の大学教授724人を対象に、新年の希望を込めた四字熟語についてアンケート調査したところ、回答者のうちもっとも多い36.6%が「正本清源」を選びました。
「正本清源」は、「根本を正し、根源を清めて、問題を根本から解決するとともに、根本的な改革を行う」という意味の四字熟語です。
これについて忠南大学校のユン・ミンジュン名誉教授は、「去年の旅客船セウォル号の沈没事故や、大統領の元側近による国政介入疑惑などは、法律と原則を守らなかったことが原因で起きている。ことしは様々な問題を根本から正していくとともに、原則がきちんと守られる社会になるよう希望したい」と語りました。
新年の四字熟語にはこのほか、「混乱な状況から脱し、国を立て直す」という意味の「回天再造」、「すべての過ちは必ず正しい状態に戻る」という意味の「事必帰正」などが挙げられました。