アメリカが北韓に対する追加制裁を発表したことについて、韓国政府は「適切な措置」と評価しました。
韓国外交部は3日の論評で、ソニーの子会社へのサイバー攻撃に対する報復措置として、アメリカが北韓への追加制裁を科すことにしたのは、北韓による持続的な挑発に対する適切な対応措置だとしました。
アメリカのオバマ大統領は、ソニーの子会社へのサイバー攻撃に対する報復措置として、北韓の朝鮮労働党などに追加の制裁を科す大統領令に署名しています。
新たな制裁対象には、北韓の偵察総局など三つの団体と個人10人が含まれていて、アメリカの金融市場へのアクセスなどが制限されます。
一方、韓国外交部の論評は、アメリカの追加制裁について「支持する」という直接的な表現ではなく、「評価する」としましたが、これは最近の南北関係改善に向けた動きを考慮したものとみられます。