西アフリカのギニアを訪れて帰国した韓国人が、エボラ出血熱に感染している疑いがあり、当局が隔離して経過を観察しています。
保健福祉部の疾病管理本部が6日、発表したところによりますと、エボラ出血熱が流行しているギニアを訪問して4日に仁川(インチョン)空港へ帰国した40代の韓国人男性1人が、発熱などエボラ出血熱の症状が見られたため、国立中央医療院の隔離病棟に入院したということです。
疾病管理本部は、この男性は1次検査で陰性と判定され、体温は正常に戻っていますが、万一に備えて隔離して経過を観察していると説明しています。
西アフリカのギニア、シエラレオネ、リベリアの3か国ではこれまで、2万人以上がエボラ出血熱に感染し、死者は8000人を超えています。