長引く円安や、韓日関係の悪化などで、去年一年間に、日本を訪れた韓国人の数が、韓国を訪問した日本人を6年ぶりに上回ったことがわかりました。
韓国観光公社が7日明らかにしたところによりますと、去年一年間に、日本を訪れた韓国人はおよそ279万人だったのに対し、韓国を訪れた日本人は229万7000人あまりと推定されるということです。
韓国人の日本訪問が、日本人の韓国訪問を上回ったのは2008年以来6年ぶりです。
これについて、韓国観光公社のカン・ジュンソク日本支社長は、「日本を訪れる韓国人が増えたのは、円安によって韓国ウォンの価値が相対的に上がったため、また韓国を訪れる日本人が減ったことは韓日関係の悪化が原因と考えられる」と話しています。