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社会

趙顕娥大韓航空前副社長ら3人起訴 公務執行妨害も

Write: 2015-01-07 15:41:18Update: 2015-01-08 09:50:06

趙顕娥大韓航空前副社長ら3人起訴 公務執行妨害も

大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョナ)前副社長が、ナッツの出し方に激怒して、滑走路に向かっていた自社の飛行機を引き返させた事件で、ソウル西部地方検察庁は7日、趙前副社長を航空保安法違反、公務執行妨害、強要などの罪で起訴しました。
この事件は、先月5日、趙顕娥容疑者が乗っていた ニューヨーク発仁川行きの大韓航空機で、乗務員がナッツを袋のまま出したことに激怒して乗務員に暴言と暴行を加え、動き始めていた飛行機を搭乗口に引き返させて責任者を強制的に降ろしたものです。
検察は、趙容疑者の行為は運航の安全を脅かすものだとして、航空保安法違反などの疑いで先月30日逮捕し、取り調べを続けてきました。
検察は7日、中間捜査結果を発表し、趙容疑者を航空保安法違反、強要、暴行、業務妨害の罪に加えて、国土交通部の調査を妨害したことも確認されたとして公務執行妨害の罪でも起訴しました。
検察はまた、責任者らに偽りの証言を強要した大韓航空の客室担当常務を公務執行妨害や証拠隠滅などの罪で、さらに、調査内容を客室担当常務に漏らした国土交通部の調査官を公務上の秘密漏えいの罪で、それぞれ起訴しました。
検察は、市民団体の参与連帯が捜査を依頼した趙前副社長の大韓航空機へのただ乗り疑惑についても捜査する方針です。
趙顕娥前副社長は、ことし40歳、大韓航空を所有する韓進グループ会長の長女で、アメリカの大学を出てから大韓航空に入社し、さらにアメリカの大学院でMBAを取得して、2013年春から客室やホテル部門を担当する副社長を務めていました。

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