韓国出身の初の大リーガーで、アジア人投手として最多勝を記録して去年、引退した朴賛浩(パク・チャンホ)さん(41)が、韓国人としては初めてアメリカの野球殿堂入り候補になりました。
MLBドットコムは7日、アメリカ野球殿堂入り候補者25人を発表しましたが、この中に朴賛浩さんも入っています。
韓国人が殿堂入り候補になるのは初めてで、アジア人としては、日本の野茂英雄投手に続いて2人目です。
アメリカ野球殿堂入り候補は、大リーグで10年以上プレーして引退後5年過ぎた人に資格が与えられ、アメリカ野球記者協会に10年以上在籍した記者による投票で75%以上の票を獲得すれば、殿堂入りが果たせます。
朴賛浩さんは、1994年に韓国人としては初めてアメリカ大リーグに進出して合計124勝を挙げ、アジア人投手として最多勝の記録を打ち立てました。2010年に17年間の大リーグ生活を終えて日本のオリックス・バファローズに移籍、2012年に韓国のプロ野球に復帰し、1年後に現役から引退しています。