たばこの値上げで始まった禁煙ブームに加えて、新年にあたって保健所の禁煙クリニックに登録する人が急増しています。
保健福祉部は8日、ことしに入って6日までに全国の保健所の禁煙クリニックに登録した人はおよそ3万6000人にのぼり、去年の年初めに比べて3倍以上に増えたと発表しました。
保健福祉部は、全国254の保健所で禁煙クリニックを運営していて、喫煙者から禁煙の相談を受けたり、禁煙補助剤を配るなどさまざまな禁煙事業を展開しています。
このほど禁煙を始めた文亨杓(ムン・ヒョンピョ)保健福祉部長官も8日、世宗市の保健所の禁煙クリニックを訪れて禁煙相談をし、禁煙補助剤を受け取りました。
文長官は、たばこの包装に写真入りの警告表示を義務づけるなどの対策が早期に推進されるよう国会など関連機関に働きかけていきたいと語りました。