韓国の企業の女性管理職の割合が世界で非常に低い水準であることがわかりました。
ILO=国際労働機関が最近、まとめた報告書によりますと、韓国の企業の管理職のうち女性が占める割合は11%で、調査対象の126か国のなかで115位と下位でした。日本は11.1%でした。
これについてILOは、「韓国と日本は、経済大国であるにもかかわらず、女性管理職の割合が低い。これは伝統的な性別役割分業の意識が、女性の労働や意思決定への参加を妨げているためだ」と分析しました。
また「韓国の女性管理職の割合は、2000年の7.8%に比べてはやや改善しているが、企業の採用や社内での昇進制度に依然として構造的なハードルが存在する」と指摘しました。