北韓が弾道ミサイル用の液体燃料を改良し、発射準備時間を大幅に短縮したとする見方が示されました。
大手日刊紙「朝鮮日報」が政府筋の話として13日伝えたもので、「北韓はこれまで、弾道ミサイルへの液体燃料の注入を発射直前に行っていたため発射を探知され易かったが、複数の情報を分析した結果、
北韓は液体燃料を改良し、燃料注入後も長期間、待機状態を維持できるようにした」として、奇襲的な発射が可能になったとする見方を示しました。
このため、韓国軍が2022年までに構築を進めている北韓のミサイル発射に備えた攻撃型防衛システム「キルチェイン」は事実上、意味がなくなったとする分析を朝鮮日報は伝えています。