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経済

去年の雇用動向 就業者数と失業者数ともに増加

Write: 2015-01-15 10:10:03Update: 2015-01-15 10:10:03

去年の雇用動向 就業者数と失業者数ともに増加

去年の就業者数は、この12年間で前の年に比べてもっとも大きく増えましたが、同時に若者の失業率もこれまででもっとも高くなっていて、雇用の質が悪くなっていることがわかりました。
統計庁が14日、発表した雇用動向によりますと、去年の就業者数は2559万9000人で、おととしより53万3000人増え、この12年間で前の年に比べてもっとも大きく増えました。
また15歳以上の人口に占める就業者の割合を示す雇用率は、60.2%で、おととしより0.9ポイント上昇しました。これも1997年以来もっとも高いものです。
しかし失業者数も増え、去年の失業者数はおととしより13万人増加して93万7000人でした。
失業率は0.4ポイント上昇して3.5%でした。
また非労働力人口のうち、就職を断念した人は、39万4000人で、おととしより22万人あまり増えました。なかでも、15歳から29歳の若者の失業率は9%で、統計基準が変わった1999年以来、もっとも高くなりました。
さらに、去年初めて就職した若者の5人に1人は、契約期間が1年以下の非正規労働者でした。
就業者数は増えているものの、就職を断念した人や、若者の非正規雇用もともに増えていることから、雇用の質はかえって悪くなったという見方が出ています。

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