犯罪や災害発生などの緊急時に、警察や消防などに通報する緊急通報用電話番号について、韓国の国民安全処は、現在20ある番号を「112 ・119 ・110」の3つに統合し、海洋事故申告番号「122」を廃止する案をまとめました。
これは、去年4月の旅客船「セウォル号」沈没事故の際、海洋事故申告番号「122」を知らない乗客が多く、消防と救急の「119」を経て「122」に通報されたため対応が遅れたことへの反省として、国民安全処が見直しを進めていたものです。
見直し案によりますと、112番は警察、119番は消防と救急、110番は校内暴力やお年寄りへの虐待相談に割り当てるというものです。
国民安全処は、こうした案について、来週中に正式に発表する計画です。