韓国人男性一人が最近、トルコのシリア国境の街であるキリスで行方不明になったと、トルコの韓国大使館が17日、明らかにしました。
これと関連し、トルコの日刊紙「ミリート」は消息筋の情報として、18歳の韓国人男性ひとりがシリアに向かい、スン二派原理主義組織「イスラム国(IS)」に加担したと報道しました。
ミリートの報道によりますと、トルコ当局が、この男性とともに不法入国しようとした別の45歳の韓国人男性から、トルコに入国する前に「イスラム国(IS)」との間でコンピューターを通じて連絡を取り合ったとする証言を取り付けたということです。
トルコの韓国大使館の関係者は、「ミリートの報道は確認できない」として、「トルコ当局の協力を得て、あらゆる可能性について調べるとともに、この男性の行方を捜している」と話しています。