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社会

趙顕娥大韓航空前副社長 初公判で起訴事実の大部分を否認

Write: 2015-01-20 10:20:32Update: 2015-01-20 15:03:35

趙顕娥大韓航空前副社長 初公判で起訴事実の大部分を否認

ナッツの出し方に激怒して、滑走路に向かっていた自社の飛行機を引き返させた事件で、航空保安法違反などの罪で起訴されていた大韓航空の前副社長の趙顕娥(チョ・ヒョナ)被告に対する初公判が19日、ソウル西部地方裁判所で開かれ、趙被告側は、起訴事実のほとんとを否認しました。
趙顕娥被告側は19日、ソルウ西部地方裁判所で開かれた初公判で、機内で乗客、客室乗務員、機長などに被害を与えたことについて痛烈に反省していると述べたうえで、「しかし、刑事処罰を受けるほどではなかった」として起訴事実の大部分を否認しました。
主な争点である航空保安法上の「航空機航路変更」については、「航路は、空でだけ適用される概念で、地上での引き返しは『航路変更』に当たらない」と主張しました。
また国土交通部の調査を妨害した公務執行妨害罪についても、大韓航空の客室担当常務から通常の業務報告を受けただけで、責任者らに偽りの証言を強要していないとして、起訴内容を否認しました。
さらに機内で乗務員に暴力を振るったことについては認めましたが、責任者の手の甲をファイルの角で突いたことについては認めませんでした。
これに対して検察は、航空保安法上の「航路」は、地上の区間も含むと反論したほか、大韓航空側の証拠隠滅によって、真相究明が難しくなるところだったとして明白な公務執行妨害の罪だと強調しました。
ともに起訴された大韓航空の客室担当常務や国土交通部の調査官も、起訴内容をすべて否認しました。
裁判所は、客室乗務員や責任者、大韓航空の趙亮鎬(チョ・ヤンホ) 会長を今月30日に開かれる2回目の公判に証人として呼ぶことにしました。

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