世界でのスマートフォンの普及率が去年、24.5%となり、初めてPCの普及率を上回ったことがわかりました。
韓国のKT経済経営研究所が20日、まとめた「2015モバイル・トレンド展望」によりますと、去年、世界でのスマートフォンの普及率は24.5%で、PCの20%を初めて上回り、登場してわずか4年のスマートフォンが、40年の歴史を持つPCを逆転しました。
スマートフォンは、普及し始めた2012年には普及率が5.2%にとどまっていましたが、おととし19.8%、去年24.5%と急激に増加しています。
これに対して、PCは2004年に7%だったものが2012年に20%にまで上昇して以来、横ばい状態です。
スマートフォンの普及率は今後も伸び続け、2018年には36.5%に上るとみられ、横ばいを続けるPCとは、普及率の差が16.5ポイントにまで広がる見通しです。