去年日本を訪れた韓国人の数が、これまででもっとも多かったことがわかりました。
日本政府観光局が20日、公表したところによりますと、日本を訪れた韓国人の数は、おととしに比べて12%増えて、275万5300人だったということです。
これは、日本で韓国人に対するビザ免除が始まった2007年の260万人をも上回り、これまででもっとも多いものです。
その背景には、おととしから続いている円安の影響や、去年10月から外国人旅行者に対する付加価値税の免税品目が拡大されたことで、旅行や買い物などのメリットが大きくなったことなどがあるものとみられます。
これに対して、韓国を訪れた日本人の数は去年、229万7000人で、両国の訪問者数は、2008年以来6年ぶりに逆転しました。