韓国の輸出製品に対する外国からの輸入圧力が3年連続で高まっています。
韓国貿易協会が21日まとめた報告書によりますと、去年末現在の韓国の輸出製品に対する外国の輸入規制は、26か国167件で前の年より18%増えました。
韓国の輸出製品に対する各国の輸入規制は、2011年は111件でしたが、2012年は120件、2013年は141件、2014年は167件と、3年連続で増え続けています。
なかでも、鉄鋼金属や石油化学製品に対する新興工業国の輸入規制が目立っています。
これについて、韓国貿易協会は、長引く世界的な景気低迷でインド、中国、インドネシアなどの新興工業国が、自国の戦略産業を保護するため輸入規制を強めるケースが増えていると分析しています。