韓国銀行が23日発表した去年10月から12月までの第4四半期の実質GDP＝国内総生産は、前の四半期に比べて0.4％の増加にとどまり、9四半期ぶりの低水準となりました。
四半期別の成長率は、2012年7月から9月までの第3四半期の0.4％から、2013年の第3四半期に1.1％まで回復したあと鈍化し、旅客船沈没事故が発生した去年4月から6月までの第2四半期に0.5％に落ち込みました。
その後、去年7月から9月までの第3四半期は0.9％と、持ち直すかにみえましたが、10月から12月までの第4四半期は再び後退したものです。
韓国銀行は、去年第4四半期の成長率鈍化について、携帯電話購入の補助金を規制する法律の施行や税収不足による政府支出の縮小が影響したと分析しています。
去年の通年の成長率は3.3％で、前年の3％を上回りましたが、１年前に韓国銀行が予想した4％台は達成できませんでした。