イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」のテロに関連して、エジプトのメディアが、アメリカに協力する国はすべて、テロの対象だとの見方を示しました。
エジプトのメディア、ウムマ・プレスのアフマド・シャズーリ編集長は25日、韓国の連合ニュースとのインタビューで、イスラム国はアメリカ人の人質を実際に殺害し、フランスやオーストラリアではイスラム国関連のテロが発生していると指摘し、イスラム国はアメリカに協力している国を対象に報復テロを続けていると語りました。
また、日本人の人質1人が殺害されたことを例に挙げ、韓国や日本は軍事的支援国家ではなく人道的支援国家に分類されているが、そうした分類は意味がなく、アメリカに協力する国はすべてがテロの対象だということを意味するとしました。
さらに、日本人の人質を殺害したことについて、イスラム国の勢力を誇示し、アメリカに協力する国に対する警告の意味があると指摘しました。