韓国人の夫と韓国で暮らす日本国籍の女性が年々増え、去年は1万1372人と、前の年より342人多くなっています。
法務部が28日発表した韓国人の配偶者現況によりますと、韓国人男性と結婚し韓国で暮らす外国人女性は、去年末現在、合わせて12万6533人でした。
国籍別にみますと、ベトナムが3万8620人で最も多く、次いで、中国3万1195人、朝鮮族(韓国系中国人)1万7116人、日本人1万1372人の順でした。
前年比でみますと、日本人女性は342人多くなっているのに対し、朝鮮族(韓国系中国人)は1566人、ベトナムや中国人は、それぞれ400人近く減少しています。背景には、去年4月以降、結婚移民者のビザ発給基準が強化されたことがあるものとみられています。
韓国で結婚ビザを申請するためには、国立国際教育院の韓国語能力試験で一定以上の成績をとることが義務付けられています。