韓国の漢方医学では、極度に怒りを我慢して溜め込む事によって起こるストレス性の障害を「火病」または「鬱(うっ)火病」と言いますが、韓国の会社員は10人に1人が、職場生活でこの火病を経験していることがわかりました。
就職ポータルサイト「キャリア」が会社員およそ500人を対象にアンケート調査を行ったところ、職場生活で火病を経験したことがあると答えた人は、90%に上りました。
火病の原因としては、「上司、同僚との人間関係での対立」が64%でもっとも多く、「過度な業務や成果へのストレス」、「人事など評価での不利益」、「睡眠不足」、「リストラへの不安」の順でした。
また症状としては、慢性疲労が35%でもっとも多く、双極性傷害、脱毛、呼吸の乱れ、パニック傷害の順でした。
「職場に悩み事を相談する同僚がいるか」という質問に対しては、60%の人が「いる」と答え、「いない」と答えた人の場合、友人、配偶者、両親などと相談すると答えていました。